WindowsでFileMakerProのアプリケーションエラーが出たらプロセスを自動killする
前置き
Hiroyuki Noguchiです。
早いもので、もう2016年も最後のブログ記事投稿となりました。本日の投稿は、冬休み前にやっておきたいことベストワンな、エラー時の自動復旧ネタです。
当協会では、Windows7のタスクスケジューラ機能と合せ技で、FileMaker Proの定時タスクを実行させています。
もちろん、FileMaker Serverでタスク実行をおこなっているものもあるのですが、どうしても、スクリプトの互換性の関係によって、とか、クライアントのWindows端末に入れているあれやこれやとの連携をおこなうために、とかで、FMPで実行しないといけないタスクというものが出てきてしまいます。
基本的には、問題なく動いてくれているのですが、時折、クラッシュしてくれることがありまして(時折、というか、結構な頻度……)
そういう時、人間側が能動的に察知してFMPのプロセスをkillしてあげたりする必要があるのですが、冬休みに入るとそんなこともやっていられないですよね、というお話。
いや、冬休みじゃなくてもエラーからの手動復旧なんて嫌なので、自動化できる限りで自動化を試みましょう。
FileMakerProがクラッシュしたときのエラーログを見る
まず、FileMakerProがクラッシュしたときに、どんなエラーログが出ているのかを見つけます。
以下の通りです。
- イベントビューアー
- Windows ログ
- アプリケーション
- エラーが出ている行
- アプリケーション
- Windows ログ
その行の中を見てみると、
続きを読むUbuntu16.04+nginxでCloud9を動かすまで
はじめに
どうも、Hiroyuki Noguchiです。
開発環境のローカル依存リスクを下げたいなということは前々から考えており、クラウドIDEのCloud9っていいよなーと思っていました。
Cloud9ってOSSなので、オンプレミスで入れてみようと思ったところ、あまりニーズがないのか情報が少なくてあまりまとめられていなかったので、以下に手順を残しておきます。
やること
- Ubuntu16.04にNode.jsとCloud9をインストールする
- nginxで受けてNode.jsサーバに投げる
- foreverでNode.jsサーバをデーモン化する
Node.jsのインストール
やり方いろいろですが、この記事のやり方が一番手軽だと思います。 qiita.com
続きを読むFileMakerのレイアウト表示速度をオブジェクトごとに比較検証_その2
FileMakerのレイアウト表示速度をオブジェクトごとに比較検証_その1
はじめに
立冬ですね、Hiroyuki Noguchiです。
FileMaker(以下:FM)のレイアウトを表示する際の速度感って、意識されていますでしょうか?
個人でデータベース作ってる人はそれほど意識しないで、べたべたと沢山のオブジェクトを置いてしまっているのではないかなーと思います。
しかし、オブジェクトが増えれば増えるほど、FMのレイアウト表示は遅くなります、重くなります。
それに、数だけでなく、オブジェクトの種類によっても、速度は変わります。
今回の記事、「その1」では、まず、テキストオブジェクトまわりに集中してパフォーマンスの違いを見ることにします。
フィールドの中身を表示するやり方あれこれ
とあるフィールドの中身をレイアウトに表示する際に、何も考えなければ、そのままフィールドを設置するはずです。
ここでいきなりマージフィールドを無意識で使い出す人は、たぶん、この先を見る必要のない熟達者でしょう。
そう、フィールドの中身を表示するやり方は、何も、フィールド設置だけではありません。
続きを読むFirebaseで「この記事は現在●人が閲覧中」を実装
はじめに
しばらく前からプライベートでは登録したまま放置していたFirebaseを使ってみました。
きっかけは、以下の記事。
確かに、「●人が閲覧中」が手軽に実装できれば面白そうだなーと思って触りはじめてみたら、上記の記事には具体的な実装例までは書かれていなくて、なんとなく「やってやる、やってやるぞ!」(CV:島田敏)な気持ちになってきたので、意地で実装しました。
今、右下に表示されていると思います(Smoochのチャットボタンの真下あたりに)
Firebaseを使う準備
まずはFirebaseに登録!
登録はほんと簡単で、Googleアカウントがあれば何も入力する必要もなく、そのまま完了します。
続いて、アプリを作成する~という過程に進んでいきますが、このあたりまでは特に解説必要ないかな……と。
WebのSDKを選ぶとJavaScriptコードが発行されるので、指定通りにページのフッタの方へinitializeコードを設置しましょう。
とりあえず書き込む
じゃあ、具体的にデータベースへの書き込みをおこなってみます。
続きを読む