ピティナ開発者ブログ

全日本ピアノ指導者協会のIT担当者が気まぐれにつづる技術系中心のブログです


FileMaker-Let関数でフィールド内容を変数に入れておくとどれくらい計算結果が速くなるか?_計算フィールド編

Hiroyuki Noguchiです。

前記事 ptna.hateblo.jp

上記、前記事からの続きです。
FileMakerのLet関数とは? とか、その他諸々の前提については前記事をご参照ください。

検証にあたっての環境・条件等

実行環境ですが、

  • Windows7 64bit
  • FileMakerPro15 Advanced

です。

条件としては、

前回と同じ条件

  • テキストフィールド a, b, c の3つを用意
  • a には文字列「ピティナ開発者ブログ」を格納(全角10文字)
  • b には文字列「方丈記の全文」を格納(全角およそ9400文字)
  • c には文字列「a」を格納(半角1文字)

今回の条件

  • 計算フィールド c_a, c_b, c_c の3つを用意
  • c_a, c_b, c_c はすべて索引設定をおこなわない(計算結果を保存せず必要時に再計算)
  • c_a, c_b, c_c それぞれに対して、変数resultに値を格納することを1,000回ループ
  • 変数resultの中身は、c_a, c_b, c_c それぞれを改行区切りで10回繰り返したもの
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ubuntu + vagrant + Rails + mysql の環境構築でつまずいたところ

新・新入社員の牧田です。

入社してこれから業務をはじめるにあたり
新環境に適応するための環境構築を
行ったので、その備忘録です。

これからWebページを作るにあたっての
開発環境を整えました。

導入した環境
- Rails Ver 5.0.2
- mysql  Ver 14.14  

qiita.com を基に行い、基本的にはエラー文を検索すると大体見つかる…!
のですがそれでも解決できないときに行ったことを記しておきます。

困ったらspringを停止する。

bin/spring stop

springが実行状態だと
設定の更新が反映されず
正しいエラー文にたどり着かないことがある。

プロセスをキルする

ps aux | grep spring
kill -9 4733

-9 : 強制終了コマンド
4733 : プロセス番号

spring以外にも実行できなかった
プロセスはkillしておくと、
エラーに辿り着きやすい。

定数の場所

RAILS_DB_NAMEなどの定数は
app直下にある.envにある。

RAILS_DB_NAME="##"  
RAILS_DB_USER_NAME="##"
RAILS_DB_PASSWORD="##"  
RAILS_DB_HOST="##.##.##.##"

定数(大文字変数)は自動で入っていないので
コピペ等する際には注意が必要!

エラーで迷わない為に

間違ったインストール
上にインストールを重ねると
エラー文が複雑になってしまう。

mysql -u user -p 
rails -v

等を行うと迷わなくて済みます!

さいごに

面倒がってエラーを放っておくと
倍になってかえってきます。
きちんとインストール出来たことを、
1つ1つ確認していくことが 近道だと思いました!

(著: Naoki Makita)

FileMaker-Let関数でフィールド内容を変数に入れておくとどれくらい計算結果が速くなるか?_テキストフィールド編

Hioryuki Noguchiです。
2017年もすっかり春の陽気が続いていますね(ブログ記事更新ご無沙汰しておりますの意)

さて、今回は、FileMakerにおいてLet関数を用いることで、どれくらい計算結果が速くなるかという検証をしてみます。

Let関数とは

FileMakerのLet関数とはなんぞや?という方はこちらから。 FileMaker Pro 15 Help

簡単に言うと、Let関数という閉じられたスコープ内において、ここだけで使える変数を独自定義して計算できるよ、という便利なやつです。

こいつを活用することで計算式内における再帰ループとか実現することができるのですが、そのあたりのチョイ難しい話は今回は割愛します。
Let関数を使おうとしてそんなネタばかり検索結果に出てくるものだから、Let関数=上級者向け関数とか勘違いされているきらいがあるのですが、全然そんなことなく、読みやすい計算式を書くために+パフォーマンス向上にガシガシ活用していきましょう。

で、今回は、パフォーマンス向上に焦点を当てます。

Let関数についてもうちょっと詳しく! 使い方の例えとか!

例えば、

test_table::test_field

というフィールドがあるとしますよね。
これをスペース区切りで3回呼び出そうとすると、

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vagrant up で共有ファイルがマウントできなくなった(No such file or directory

こんにちわ、ブログ幽霊部員のootakeです。

vagrant から届いたエラーのお知らせ

先日、VirtualBox を立ち上げたら「5.1系あるよ」とお知らせがきまして。 「ふんふん♪」と更新いたしまして、vagrant up したところ エラーが出るようになってしまいました。

曰く、

==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant => C:/path/to/working/directory/ootake
Vagrant was unable to mount VirtualBox shared folders. This is usually
because the filesystem "vboxsf" is not available. This filesystem is
made available via the VirtualBox Guest Additions and kernel module.
Please verify that these guest additions are properly installed in the
guest. This is not a bug in Vagrant and is usually caused by a faulty
Vagrant box. For context, the command attempted was:

mount -t vboxsf -o uid=1000,gid=1000 vagrant /vagrant

The error output from the command was:

: No such file or directory

似ているけど違うエラー

「おそらく要点としては、'the filesystem “vboxsf” is not available' かな」とあたりをつけて、 グーグル先生やQiita先生にお尋ねしてみました。

ところが、見つけられたのは

といった感じの、お祈り系と最終手段系といった感じの記事で、 そうじゃないんだよなー、と思いつつ記事と自分のエラーとを 見比べると最後のメッセージが違っていました。

自分のエラー:No such file or directory

記事でエラー:No such device

そりゃ、解決方法違いますよね。

解決へ

ということで、あらためて検索して見つけたのが stackoverflow でした stackoverflow.com

platform.rb の206行目を直してね。っていう、ちょっとびっくりな内容でしたが、

"\\?\" + path.gsub("/", "\")path.gsub("/", "\")っていうのは、
たしかにエラーと合致していますので、素直にしたがったところ
無事にマウントされるようになりました。

Ruby ファイルを書き換えるだけなので、No such file or directory と言われた場合は、
こちらを試してみる価値があると思いますよ。

(著: ootake)

新入社員が10ヶ月間のWeb開発を通して躓いたこと30選

はじめに

新入社員がCakePHPRuby on Railsなどを使ってweb開発をした際に躓いたポイントを列挙します。 細かい部分でも躓いたら逐一メモにとっていたので、上から時系列順に読んでいくと懐かしさを感じますが、 記事に書くために追記などをしつつ、分類別でまとめてみました。

HTML, javascript

meta viewport

chromeのモバイエミュレータがなんだかうまく動作しない!? そんな時はもしかしたらヘッダーに下のようにmeta viewportタグを埋め込むと解決するかもしれません。

<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, maximum-scale=1.0, user-scalable=no">

formタグが正しいところに出ない

formタグは入れ子に出来ません。 中にformタグがないか確認してみます。 地味に引っかかるタイプの問題です。

chromeだと中のタグは消えてしまうようです。

disabledだとフォームが送信されない

disabled 指定だとフォーム自体不完全なものとなり、postで データをsubmitしようとしてもデータが入ってきません。

PHPの$POST[‘hoge’]の値が空になります。キー自体は作られているようです。

文字が予め入っているテキストフィールドにdisabled属性を付け、 submitしようとしたときにハマりました。disabledではなくreadonlyを付けましょう。

input 要素の disabled 属性と readonly 属性の違い

ajaxのエラーメッセージの出し方

下のように、error関数の引数を渡してあげればよいです。

$.ajax({
error:function(XMLHttpRequest, textStatus, errorThrown){
  alert("システムエラー");
  alert(XMLHttpRequest.status);
  alert(textStatus);
  alert(errorThrown.message);
}
});
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