ピティナ開発者ブログ

全日本ピアノ指導者協会のIT担当者が気まぐれにつづる技術系中心のブログです


Slackにintegrationできるカスタマー対応チャットツールのSlaaskを入れてみた

ptna.hateblo.jp (2016/08/08 上記リンクを追記)

ptna.hateblo.jp (2016/08/15 上記リンクを追記)

※実際に仕込んでみました。右下に表示されているのがソレになります。見るだけにしてみてください。

Slaask Slaask, Your customer service app for Slack.

上記の通り、TechCrunchさんで取り上げられているので、もう試してみている人は多いのではないかと思うのですが、入れてみました。最近、ZopimとかChamoとか、チャットツールを何か入れてみよう、としていたのですが、最適解に出会えていなかったのです。試しに触って使ってみての、メリット/デメリットをまとめておきます。ご参考になりましたら。

良い点
  • 無料(2016/02/17時点今のところ)なのに複数エージェント対応している!
    チャットツールはどこも基本有料なのと、1エージェント(チャットに対応できる人が同時1端末のみ)というのがあり、なかなか導入に踏み切るのも大変なコスト感でしたが、これは、複数エージェント対応しています。

  • 誰が対応しても「○○事務局」みたいな感じで回答者が同じ人(中の人が変わっていないか)のように見える!
    あるいは設定次第で、Slackに登録しているユーザベースの名前を回答者として表示させることもできます。切り替えできるのが自由度が高くてよいですね。

  • インターフェイスがたいへん分かりやすい
    直感的でシンプルです、必要十分。でも、モバイル版はちょっと(後述)

  • scriptタグ2行の埋め込みだけで実装できる
    他とぶつかることはない、きほん汚れない。

  • いつも使っているSlackでカスタマーチャット対応ができる
    何のかんのいって、これが一番ですよね。

悪い点
  • ログアウトできない
    これは……もしかしたら、私の使用している端末のwidthの関係かもしれませんが。

  • 一度作成したwidgetを削除できない
    たぶん、今後すぐに改善されるとは思いますが……作れるwidgetの数は10まで。

  • 最初に、チームへintegrationしたSlackユーザだけがSlaask管理画面に入れる
    もしかしたらやり方があるのかもしれませんが、そもそもログアウトできなくて分かりませんでした。情報求む。

  • widthの細いスマートフォン端末でユーザインターフェイスが崩れる
    メッセージ入力のためにソフトウェアキーボードが表示されると、対話画面が消えてしまいます。キーボードを隠せば、出てくる。でも、対話画面をスクロールしようとすると、背後のhtmlのbodyがスクロールしてしまったりも。今後の改善に期待です。あ、PC版は問題ないです。

あと、やり取りできるメッセージ量が、一ヶ月につき3,000まで、という制限もありますが、これは無料だし仕方ないですよね。3,000もあれば十分、というユーザさんがほとんどだとは思います。ということで、もっとユーザが広まってもっと使い勝手が今後良くなっていったらよいな、と願っています。

(著: Hiroyuki Noguchi)
この記事は現在0人が閲覧中