UNIXの頻繁に使うコマンド
はじめに
こんにちは、ピティナでお世話になっている新入社員の平田です。 これから時々投稿していこうと思いますのでよろしくお願いします。 今回は殆ど初めてunixを触る人のための記事を書きました。
ここで紹介したコマンドはドットインストールに出現するものが主であり、
詳しく知りたかった部分を他のサイトで補完したものとなってます。
端的に言うと初心者用のメモ書きです。他の彷徨える初心者達の参考になってくれれば幸いです。
UNIXコマンド
windowsに慣れている現代っ子にとって真っ黒な画面でキーボードを打つユーザーインターフェースは 非常にとっつきづらいと思います。 しかし、簡単なコマンドを覚えるだけでwindowsよりも早い操作ができるようになります! 覚えるコマンドの数も大したことないです。
pwd
カレントディレクトリを表示
cd (filename)
カレントディレクトリの移動
(filename)に書いたパスに移動する
.
自分自身 よくファイル検索時に指定する
..
ひとつ上のディレクトリ
ls
ファイルリスト表示(便利)
ls -a(オプション)
ドットファイルや隠しファイルを含めて表示
ls -l(オプション)
ファイルやディレクトリの所有者、保護モード、最終更新日時を付加して表示する
詳しい意味
- 1列目:アクセス権
- 1文字目:ファイルの種別(d:ディレクトリ、l:シンボリックリンク、-:ファイル)
- 2~5文字目:使用者の読み込み(r)、書き込み(w)、実行可能(x)かを示す
- 6~9文字目:グループの読み込み(r)、書き込み(w)、実行可能(x)かを示す
- 10~12文字目:その他の読み込み(r)、書き込み(w)、実行可能(x)かを示す
- スティッキ・ビット(t):他のユーザは自由に書き込めるがrootユーザのみ削除可能
- 2列目:..を含めた中のディレクトリ数
- 3列目:所有者
- 4列目:グループ
- 5列目:ファイルサイズ(バイト)
- 6列目:作成日時
- 7列目:ファイル名
chmod
- [ugoa][+-=][rwx]の形式で記述
- u:所有者
- g:グループ
- o:その他のユーザー
- a:すべて
- +:左の権限を付加
- -:左の権限を削除
- =:左の権限にする
- r,w,x:前述の権限
- s:セットID
- t:スティッキ・ビット
mkdir test1
現在いるところにフォルダ(test1)を作成
rmdir test1
現在いるところのフォルダ(test1)を削除
(直下のみなので深いところにあるフォルダを削除はできない)
rm
ファイルの削除
cp A B
ファイルAをファイルBとしてコピー
mv A B
ファイルAをファイルBに移動
(cp,mvはオプション-iをつけないと同名ファイルがある場合勝手に上書きされる)
cat A
ファイルAの中身を表示
less/more A
ほぼ一緒、ファイルAの中身をスペースで押して全表示させる ファイルが大きい時に有効
head/tail A
ファイルAの上部、下部を表示
(オプション:-nでn行だけ表示)
ワイルドカード
ファイル名などにつけて検索する
*:任意の文字(文字数制限なし)
- ?:任意の一文字
grep 文字 対象ファイル(複数指定可)(例:grep aa *.txt -C 1 )
*.txtからaaという文字が出現する前後を検索する。
UNIXの部屋 コマンド検索: grep
TABキー
一つ押しで単語の補完、ダブル押しでその単語から始まるファイル、フォルダを表示
history
履歴表示
!(何かの文字)
その文字から始まるコマンドを再実行
!!
直前のコマンドを実行 (上矢印で直前のコマンドを呼び出せるのでそんなにいらない)
man(コマンド)
コマンドのマニュアルを表示
dateもしくはcal
日付もしくはカレンダーを表示
wc A
ファイルAの大きさを表示、(表示形式:行数、単語数、文字数)
wget
ファイルをダウンロードする
yum
パッケージを取得してインストール
OSによってコマンドが違ったりします。(ubuntuだとapt)
環境構築の方で腐るほど出てきます。
参考文献:
UNIXコマンドリファレンス
UNIXコマンド入門 (一般ユーザー編) (全16回)