新入社員が自社のウェブコンテンツを編集できるようになるまでの道のり
こんにちは!新入社員の平田です。今回は自社のwebデータをローカルに落とし込んで編集できるまでの手順について説明していきます。ここでの前提条件としては、
1. Virtual Box,Vagrantで仮想環境を構築する。 2. その中に適切なapache,mysql,phpを入れている。
くらいです。
sshキーを作成できるようになるまで
bitbucketにある自社のウェブコンテンツを編集できれば目的は達成できますが、 そのためには自分のbitbucketアカウントがそれにアクセスできなければいけません。 まずはその設定を行うための手順を紹介します。
bitbucketにログインし、bitbucket settingsを開きます。
セキュリティー⇒SSHキーの項目から、鍵の追加を行います。
SSH接続できるターミナル(mobaxtermなど)で10.10.10.10(vagrantのデフォルトのIPアドレス)を開き、次のコマンドを打ち込みます。
cd /etc/ssh/
ssh-keygen
ファイル作成してよろしいか?みたいな記述が出るので yesを押します。ファイル名はid_rsaなどとします。 また、パスワードが求められるので何も打たずにenterを押します。 lsコマンドできちんと作成されているかを一応確認します。
sudo cat id_rsa.pubで鍵を表示します。 表示できたssh-rsaから始まる文字列をメモ帳にコピペします。 最後辺りの文字列root@以下を削除します。それをまたコピー。
項目2で出した鍵の追加ダイアログのkeyの部分に書き込みます。 labelのところは自由に書いて良いです。
公開鍵と秘密鍵や共通鍵などはググッて軽く勉強しておく、 とはいっても私もまだ完全には理解してません。
自社のwebコンテンツをローカルに落とすまで
bitbucketの落としてきたいレポジトリをクリックし「クローン」をクリック。
ターミナルで次のコマンドを実行します。
cd /var/www/ mkdir app cd app
bitbucketに戻り、落としてきたいレポジトリをクリック、そして"SSH"と書かれた部分の横をクリック、コードをコピーしてターミナルで実行します。
git clone されてるかどうかlsで確認します。
この手順通りにやると /var/www/app/ 以下にファイルがダウンロードされているはず。 windows上では(ローカル開発環境フォルダ)\src\compe_entry に保存されています。
webコンテンツをブラウザ上で見られるようになるまで
- 1.httpd.confのドキュメントルーティング設定を行います。
多分なんの設定もせずにapacheをインストールすると、 /etc/httpd/conf/httpd.conf
にapacheの設定ファイルがあります。 そこで、その中身を
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
とコマンドを打ち、編集します。 vimの中で
/DocumentRoot
と打ち込むとファイル中のDocumentRootが検索されます。
カーソルの近くにある部分を次のように変更します。
before
DocumentRoot "/var/www/html" <Directory "/var/www/html/">
↓
after
DocumentRoot "/var/www/app" <Directory "/var/www/app/">
また、sudo service httpd startと打ってコンフィグの変更を適用します。
2.gitignoreされているファイルを本番サーバーから取ってきます
git cloneで落とせないファイル一覧が.gitignoreファイルの中に記載されています。 そのファイル群は本番環境のファイルから落とします。vagrantで (本番環境IPアドレス) にアクセスし、その中から必要な物だけ10.10.10.10に落とします。3.CakePHPをデバッグモードにします
/var/www/app/compe_entry/app/Config/core.php を開き、 Configure::write('debug', 2); とする。今回のCakePHPは2系。その他では別の設定の仕方があるかもしれません。4.ブラウザ上で10.10.10.10/(落としてきたレポジトリ名)/
と打ち込んで表示されるべきページが出れば成功! 感動します。
編集できるようになるまで
- お好きな編集ソフトで編集するだけ!